[2023.06.21up]
素敵な時代"を作り出しているのは極悪そのものの国際資本や社会的支配勢力、利権しか頭にない政治家、真実を伝えないマスメディアばかりではない。
残念なことに、それを強く支え続ける私たちがいるのだ。
支配システムに無自覚に組み込まれ、ありとあらゆる奴隷的な心性に裏打ちされて、
半ば喜び勇んで彼ら支配勢力の一部となる。
今度のコロナ騒ぎがいい例だ。
第二次世界大戦の責任の所在がうやむやになったのと同様に、
仕組まれた装置によっていとも簡単に眠り込む私たち。
そうした絶望的な自分たちをしっかり見つめながら、
今後ますます苛酷となる外の世界からの攻撃をなんとか打ち砕いていく、
これがが私たちのなすべきことになる。
そのために毎日の生活の中で起こることを注意深く点検し、
油断なく観察する作業を続けていこうと思う。
そしてこのことはダンスについても全く同じことだ。
ダンスも自覚的に踊ることを目指す必要がある。
なんとなく感じられるように、ダンスにもレベルがある。
といってもテクニックのことではない。
その人の踊りに内面性とのつながりがどのくらい感じられるかだ。
つまりダンスを始めるきっかけは何でもいい。
楽しければいいし、どこから入ってもOKだ。
けれども日々の訓練を積み上げていきながら、
できるだけ早いうちに、
自分の内的な成長につながる道へと歩みたいものだ。
ダンスをその武器として、外からの災厄や困難さを利用して自身が飛躍するために。